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執筆者の写真寺口 智子

お母さんの脳トレ開始

「さっき言ったでしょ!!」  

「もーその話しは15回目!!」


これまで苛立ちから母にひどい言葉を投げかけてました

その度にあとで後悔して、さっきはひどい言い方してごめんね

ってあやまると

「え?そんなことあったん?ぜんぜん忘れとるわ~ 笑」


ほんとに忘れていたかどうかわかりませんが、楽しそうに笑ってました

その声を聴くと目頭が熱くなってました

なんとなくですが、その当時母が私のことを最近すぐ怒ると思っている感じがしていました


しかし、これまでのもの忘れの激しさが病気のせいだとわかったことで、母が私に質問をしてくる時と言うのは

本当にわからない、わからなくなってるから聞いてきている

話した直後から忘れてしまって、けれど私にどうしても伝えたいと思ってのこと


繰り返し質問してくる時は、何度でも伝えてあげるようにし、そして何度も同じことを伝えてくる時は、まるで初めて聞いているかのように傾聴してあげるようにしました


その頃から母も私に対して見せる表情が柔らかくなったような気がします


脳トレがいいと聞き、さっそく家にあったジェンガを実家に持っていき母と対決

最初はめんどくさいと言っていましたが、気づけば真剣そのもの(*^^*)

指でちょんちょんとブロックをつつく母 かわいらしい🎵


脳トレの本がいいと、東京在住の従妹が本を送ってくれましたが、これは母には難しすぎました(^-^;



次回は病気とわかっていても冷静になれない私・・・をお伝えします



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