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執筆者の写真寺口 智子

お母さんのもの忘れ

今日からしばらくの間、私の母のことをお伝えさせていただきます

昨年2021年の春頃から物忘れの症状が表れ始めた母


母の年金などは私が管理させてもらってて、必要なお金は都度 母に渡してあげるようにしていました


ところが、ある日 母から電話があり

母「あんたから預かったお金がどこにもないんよ」

 「そもそも私に渡してくれてないんじゃないかなぁ」


私「え?ちゃんと引き出しの中とか探してみたの?」

 「ちゃんとわたしてるんだけどなー・・・」


実家へその足で向かってみると、母がおろおろしてる


いつもお金とかしまっている貴重品を入れているケースの中を見てもない

一緒に探していると、タンスの中に敷いてあった新聞紙の下の奥の方に大事そうにしまいこんでました


その時は、あーよかったねー♪

母もうっかりしてたわー(^-^;

と、事なきを得て、私もささいなことだと思い母に対して

私「もーしっかりしてよー 」

 「でもお金が見つかってよかったよかった♪」と

実家をあとにしました


それから2.3日してまた母から電話

母「財布の中のお金がぜんぜんないんよ」

私「え? そりゃ大変じゃん、すぐそっちに行くね」


実家に行くと、またしても大切に隠すようにタンスの奥の方にありました


ある時は、一緒にスーパーに買い物に行ったとき

母「あれ?私は何をしにここにいるん?」

私「もー買い物しに来たんでしょ!?買い物リストも手に持ってるじゃない!?」

母「あーそうじゃったなー」と二人で笑いあう


まだこの時点では、昔からおとぼけの母のいつものことと思ってました


日常生活にはまだと言うか、まったく支障も出てないので、まさかとも思わず

母に対して若干いらだった感じで「しっかり考えて生活してよねー」と

言ってたくらいです


こんな感じのことを繰り返している矢先

昨年の秋、運転免許証の高齢者講習があり、その際に記憶力テストを受けた母

100点満点中、38点と言う散々たる結果・・・💦


しばらくして県警本部から通知が届き、認知症の検査を受けるようにとのこと!


母は事情がまったくわかっておらず、なんでそんなことしないといけんのんと不思議に思ってました


私は『あー・・・ここ最近の症状はこのことだったのだ』と

いつまでも元気な母と思ってましたが、現実をまのあたりにした時

切なくて、どうしよう・・・ととても寂しい思いがしました

それと同時に、母の忘れん坊さが日に日に増してきていたことに苛立ち、母に対してきつい言葉を発していたことを後悔しました


でもね、普段はとてもくったくのない笑顔を見せる面白くて優しい母なんですよね・・・

だからこそ余計に気づかなかったんですよね・・・


笑顔満載の母です(*^^*)




次回は母の精密検査について書かせてもらいますね



アメブロ更新しています🎵


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