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執筆者の写真寺口 智子

お母さん、介護認定を受ける

運転免許証を返納した母、毎日のように電話が入り


母「免許証がないんだけど、どこにあるん? 車はいつ修理から戻ってくるん?」


ある時は


母「冷蔵庫の中がからっぽ、財布の中もからっぽ、私はここに閉じ込められてるようじゃわ」


私「昨日、一緒に買い物行ったから冷蔵庫が空っぽってことはないと思うんだけど」

 「冷蔵庫を開けてみて」


母「あら!あんたが買ってきてくれたん?」


私「一緒に買い物に行ったんだよ」


母「そうじゃったかなぁ・・・」


私「でもよかったね、冷蔵庫の中に食材が入ってて」


母「ほんまじゃわ~」(*^^*)


車を手放したことで、一気に認知症が加速していることに対して、私は一抹の不安を覚えました


ケアーマネージャーをしている友人に連絡をしてこれからどうしたらいいのか相談しました


それからすぐに友人が実家に訪ねて来てくれ、介護認定を受けて介護サービスを受けた方が母にとっても私にとってもいいと提案してくれました


母は介護認定が何たることなのか理解はできないため、80歳を超えて一人暮らしの方へのサービスを受けるには認定を受けないといけないと伝えると、すんなり介護申請をすることについて了解してくれました


それからほどなくして岡山市の方が審査に来られました

私ももちろん同席です


母は緊張しているのか、いつになくしっかりと受け答えしている姿に、以前の母が思い出され目頭が熱くなりました(T_T)


審査員の方が帰られる時お見送りに出た際、実は相当認知症が進んでいること(短期記憶の欠落)、ここ最近の母の言動など個別で伝えました


おおよそ1か月後くらいに、介護認定証が郵送にて届きました


「要介護1」との判定でした


母「なんでも1番って言うのはいいね~」と訳も分からず能天気に言ってました(^-^;


すぐにケアマネの友人に連絡を取り、ケアプランをたててもらうことにしました



次回は、「お母さん、初めてのケアプラン」



アメブロもご覧ください






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